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歯で人類の歴史がわかる

「歯」と「生物の進化」は、切っても切り離せない関係にあります。
歯は自分の一番身近な口の中にあって、自分の死後にまで残るもの。つまり自分の歯が歴史を語ることができるのです。
一人一人の歯には、食生活や嗜好、咀嚼のクセなどが反映されており、個性が現れています。

歯は、これまでの人類の進化をたどるのに非常に重要な役割をはたします。
魚や恐竜など、古代の生物はもちろん、人間がどこでどのように生活していたかを示す指標の一つが歯なのです。

これまでに発見された膨大な人骨や歯の一部は、どれも詳細に解析され、人類の歴史を私たちに教えてくれました。
当時の人々が歯のどの部分を使っていたかによって、食生活を割りだすことができます。
同時に、歯をどれだけ使っていたかにで、健康状態などもチェックできるのです。

たとえば、歯石の中に含まれる菌類を調べることによって、彼らが住んでいた地域や流行した病気、進化における重要なイベントなどを知ることができます。
今から約1万年ほど前に、人類は植物を育てて収穫する「農耕」技術を確立しました。
収穫したお米などは炭水化物として、人々の重要なエネルギー源になりました。
当時はまだ歯みがきの習慣がなかったため、炭水化物を摂るようになってから多くの人が虫歯になったと言われています。
それと同じく、砂糖の消費と虫歯の増加についても比例関係にあることが分かっています。

現代人と違い、古代の人々は歯石や虫歯を取り除くすべがありませんでした。
ものを食べたら食べっぱなし、口の中がどんなに不衛生でも、我慢するしかなかったようです。
そのため、なんと600mgもの歯石が付着している古代人の歯も見つかっています。

現代の環境と古代の環境は、似ているようで大きく異なります。
たとえば自然ひとつとっても、今とは真逆の気候帯であったり、かつて流行した病気や感染症などをも割り出すことができるそうです。
人類がどこでどのような歴史を辿ってきたか…。
それを知る手がかりの一つが歯石や歯の状態であるということです。

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