ご挨拶

総括責任者 信州大学長 小宮山 淳 信州大学は、研究の目標に人類の「知」のフロンティアを切り拓き、自然との共存のもとに人類社会の持続的発展を目指した独創的研究を推進し、その成果を広く提供することにより地域と社会に貢献することを掲げております。この目標達成のために、オンリーワンの世界的研究教育拠点を目指す分野、地域に根ざしわが国唯一の研究分野、長期的視野にたった基盤研究分野の研究を精力的に推進中です。
ファイバー科学技術分野は、約100年の歴史と伝統をもつわが国唯一の繊維学部を中心に教育研究活動が活発に行なわれており、特に平成10年度から現在まで科学研究費COE形成基礎研究費、21世紀COEプログラムによる国内外に知られる「先進ファイバー工学研究教育」拠点として基盤研究を地道に積み上げてまいりました。

 信州大学では、このファイバー工学に立脚したイノベーションの創出および人材育成を目的として「ナノテク高機能ファイバーイノベーション連携センター」を発足させました。
本拠点は、平成19年度科学技術振興調整費先端融合領域イノベーション創出拠点プログラムとして採択された「ナノテク高機能ファイバー連携・融合拠点」プロジェクトを推進する中核的研究組織であります。この下でCOEで築いたファイバー工学を基盤として、世界をリードするナノテク高機能ファイバー開発によるイノベーション創出を目指します。

 協働企業には金井重要工業(株)、キヤノンスター(株)、(株)クラレ、小松精練(株)、住江織物(株)、ダイワボウノイ(株)、帝人ファイバー(株)、テクノス(株)、東洋紡績(株)、日本バイリーン(株)、(株)ミマキエンジニアニアリング、ルビコン(株)に参画していただきます。センター内に「企業ラボ」を置き、特定の研究テーマについて新しい産学連携体制によって研究開発を推進します。さらに、この先端融合領域で世界的リーダーシップを発揮する高度な人材を育成します。

 このプロジェクトから信州大学の基礎研究の基盤をさらに厚くし、その成果を切れ目なく産業界へつなげ、「ナノテク繊維」が創る健康革命とエネルギー革新分野のイノベーションを連続的に創出し、21世紀の人間社会を真に豊かにすることに貢献したいと願っております。

総括責任者 信州大学長  小宮山 淳

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