失敗しない歯科医院の選び方 ~おすすめ&評判の歯医者は~

どんなポイントをチェックすれば、よいのかがわかります

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失敗しない歯科医院の選び方

今やコンビニよりも数が多いとまで言われる歯科医ですが、近場だからなどの理由で簡単に決めていると後悔することになるかもしれません。
失敗しないために、歯科医院の選び方について幾つかポイントを挙げてみましょう。

◆HPをチェックする。

HP(ホームページ)は出来るだけあった方がいいでしょう。
無いから良くないわけでは決してありませんが、歯科は医者の中でも敬遠したいと考える人が多い傾向にあるため、出来るだけ患者さん側が行きやすく、選びやすくなるようにHPを持っているというところの方が、内情が分かるのでリスクが下がります。
ただし、持っているだけではいけません。
選ぶ時には中身をチェックすることが重要です。
診療時間、アクセス情報、院長名、略歴、自費治療の治療額(矯正・インプラントなど)は必須情報と考えてもいいでしょう。

◆早朝や夜間診療、休日診療をしている。

例えば、早朝や夜間診療をしていたり、休日診療をしていたりするところなどは良い歯科医と考えられます。
これらの時間帯や休日というのはスタッフの確保に大変苦労する上に、キャンセル率が高いのが実情です。
そのため、なるべく敬遠したいという歯科医が多い傾向にあります。
ですから、それをあえて診療してくれるということは患者さんに配慮していると考えてもいいと思います。
ただ、医師が一人だけであるのにも関わらず休みなく診療している場合は少し注意しないといけません。
医師は常に情報を更新する必要があるため、勉強会や医療技術の学会などに参加するのですが、これらは休日に行われるのです。
一人で休みがないということは、こういった会に参加していない可能性があります。

◆医師の得意分野と学会などへの参加内容。

前述と少しかぶるのですが、医師は日々の勉強を欠かさないため、勉強会や学会に参加する必要があります。
積極的な医師は、ホームページなどに所属学会、勉強会(スタディグループ)といったものを載せていることがありますので、チェックしてみてください。
積極的であるということは、医療の知識や技術を高めようという意識の表れですから悪いことではありません。
また、参加している学会の内容(歯周病、インプラント治療など)によって、その医師がどの方面の治療に強いかも分かる可能性があります。

歯科医は虫歯や歯周病の治療から、矯正、インプラント治療(外科手術が必要)など、色々な治療を受け持っています。
その医師の得意分野を知ることで、今の自分に必要な技術が高いかどうかが分かるかもしれません。

◆治療設備の内容。

医師の腕が重要とは言っても、設備はおろそかに出来ません。
最低限の器具で治療そのものは行えますが、設備の程度が治療の結果に関わることも少なくないためホームページなどでチェックしてください。

例えば、『ルーペ』や『マイクロスコープ』は緻密な治療に使用されます。
肉眼では見え難い部分も見えるのが利点です。

『ラバーダム(デンタルダム)』は、ゴム製のマスクのことであり、治療中の口内感染予防に役立ちます。
1枚で約100円くらいが医院側の完全負担になるので、保険適用では使用されない場合があると言われています。
しかし、歯根の菌が入ると歯の寿命が極端に短くなるため、特定の治療においては重要なものだと考えられます。

『口腔外バキューム』は、口内で削った歯の粉塵を吸うための器具です。
医師や衛生士はマスクなどをしていますので、患者さんのための装置となります。

上記は一例です。
これらがあるから必ずしも良い、無いから悪いということではありませんが、こういった良い設備を保持していることも歯科医選びのポイントです。

◆電話や受け付けの対応。

歯科医は殆どが予約のため、先ず電話などで予約を入れるところから始まると思います。
この時の電話対応の良し悪しもポイントです。
スタッフの対応には医院の、つまり院長の性格や経営方針が反映されていると言っても過言ではありません。
スタッフの態度が悪いようなら医師も同じだという可能性があるので、予約の電話対応には注意しましょう。
また、受け付けの対応は来院してからのことになりますが、この受け付けは医院の顔であるため、ここで悪い対応をするようなら良い歯科医とは考えられません。

◆医院の外観、内装と清潔度。

外観や内装からの判断は難しいところですが、あまりに華美な施設の場合、自費診療だけしか行っていないという可能性もあります。
逆に患者さんが来ているような気配がないようなところも心配です。
参考程度にしかなりませんが、施設といったものにも注意を向けてみてください。

それから清潔感ですが、これは重要です。
不衛生であるようなら、器具の滅菌にも不安が出てきます。
施設や器具の滅菌がしっかりしてないと、色々な病気に感染するリスクが高くなるので要注意です。
ただ、患者さん側で器具の滅菌度合について決めるのは難しいので、待合室やトイレの清潔度を参考にしましょう。
院内が清潔であるなら、器具なども清潔に保たれていると考えていいと思います。

◆予約をしている場合、待たされないこと。

現在は、殆ど全ての歯科医が予約制といっても過言ではありません。
予約にしておく方が、患者さん一人一人に向き合えるからなのですが、この予約で待たされないということもポイントになります。
一度くらいならまだしも、何度も10分程度は待たされるという風では少し考えた方がいいかもしれません。
また、どうしても待たせてしまう場合、患者さんに一声かけてくれるかどうかも大事です。
これで、患者さん側のことを考えているかどうかが分かります。

基本的には、待たされる時間は5分以内であること、初回の診療時間が30分以上であることが目安となります。

◆医師が複数いる歯科医では担当制になっている。

出来るだけ良い治療をと考えると、基本的に複数人の医師がいる医院では担当制がいいと考えられます。
これまでの患者さんの治療歴、性格といったものを理解しやすくなるので、行くたびに医師が変わるというよりは、こちらの方が安心と言えるでしょう。

◆説明が充分である。

治療のために、しっかりと説明をしてくれる歯科医はいいところと考えられます。
治療前にこれからの治療説明、治療後に行った治療説明をしてくれるとベストです。
また、患者さんのことを考えていると自然と説明やヒアリングには時間がかかってきます。
時間をとってくれない、説明が充分でないと思ったら、こちらから質問してみるのもいいでしょう。
それでも納得いく対応をしてもらえなければ、別のところを探すのもいいかもしれません。

◆予算を考えた提案である。

歯科医の治療は、お金をかければかけるだけ良いものになっていきます。
例えば、入れ歯やインプラントなどの人工物を口内に入れる場合、素材を良いものにするほど患者さんとしては違和感なく仕上がるでしょうが、費用は高くなっていきます。
そこは患者さんとの相談で、どの程度にするのかを決めなくてはいけません。
治療の選択肢、それぞれの治療の利点と難点とリスク、それから必要な費用について正直に話してくれる歯科医は良いところです。
健康保険が適用されない高額な自費治療を執拗に進められるようなら、他を探した方がいいかもしれません。

◆他の医院を紹介してくれる。

意外に思うかもしれませんが、医師に望む治療を話した時、別の歯科医を紹介してくれるようなら誠実であると考えられます。
歯科医にも治療の得意分野というものがあり、全ての分野が得意という医師は少ないのです。
患者さんをとられたくないという気持ちから、不得手だと自覚しながら治療を行う歯科医もいるそうです。
ですから、自分の得手と不得手を自覚し、不得手だった時には優れた医師を紹介してくれる歯科医は誠実であると思っていいでしょう。

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最終更新日:2015/11/03